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自作で養蚕場(3)

以前のブログ『自作で養蚕場(2)』の続きです。

草木染工房 ひとつ屋では今年(令和5年/’23年)から小規模ながら本格的に養蚕をスタートさせるために蚕を育てるスペース(養蚕場)をDIYで作っています。前回までに、蚕を育てるためのスペースの間仕切りと作業部屋を作りました。

ひとつ屋では蚕を浅ザル(干しザル)のようなものに入れ、棚に置いて育てる「棚飼い」をする予定なので、今回はザルを置くための棚と作業台を作りました。ちなみに、“蚕は風が育てる”というほど、養蚕には通気性が必要です。蚕をザルのようなもので育てるのもそのためです。


▼ まず、蚕を育てるための棚を作ります。ところが、設計図はなし、材料もなしで作り始めてしまったので、思った以上に時間がかかってしまいそうです。

自作で養蚕場(3)

▼ 何とか材料(廃材)を集めて作業を進めます。60cm四方の浅ザル12枚を置く予定で棚を作ります。

自作で養蚕場(3)

▼ 通気性をよくするために棚板が使えないので、すべてを棒状の角材で組まなければなりません。ところが、面がないので耐久性がなく、各段に筋交いのような補強を行う必要があります。この取り付けに時間がかかってしまいました――。

自作で養蚕場(3)

▼ 丸一日かかって、ようやく完成! ザルが引き出せるよう棚には段差がありません。これにも時間がかかってしまいました。

自作で養蚕場(3)

▼ さらに、廃材を集めて蚕の世話をするための作業台も作りました。

自作で養蚕場(3)

▼ 養蚕棚と作業台――。いい感じに完成しましたよ!

自作で養蚕場(3)


自作での養蚕場づくりも、いよいよ終盤です! 次は、この作業場に流し台を設置するための水道工事です。さらに、作業部屋の塗装などをすれば完成です!

追記/ひとつ屋で養蚕を担当するのは“妻”の予定です。この棚と作業台は、8月が誕生月だった彼女への“手作りプレゼント”でした😁ちなみに、とても喜んでくれたので、作り甲斐がありました😅

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