天然染料(草木染)で染め物をしていると、どうしても “あじのある布” を染めたくなります。例えば、機械で織られた美しい生地よりも、素朴な手織りの布のほうが、天然染料にはよく似合います。
しかし、手織りの布は非常に高価です。なので、自分で織ろう!と勉強しているのですが、分からないことばかりなうえに、頑張って織り上げても実用品のレベルにはなりませんでした。布を染める “染色” の勉強は随分と昔からやっていますが、最近になって始めた “染織”を独学でやっていくには限界を感じています。
そんなおり、尊敬できる先生と出会うことができ、染織を基礎から教えていただける機会を得ました。とても丁寧に教えていただきながら、これまでに2種3本のマフラーを織りました(本当に!ありがとうございます!)。
そして次は、マフラーよりも随分と幅の広いブランケット(ひざ掛け)の製作にチャレンジします(先生!よろしくお願いします!)。そこで、ウールの原毛を草木染めして糸にしました。下の写真は、左から枇杷(びわ)、赤麻(あかそ)、蓬(よもぎ)で染めたものです。これでチェック柄を織ろうと思っていたのですが、これではブランケットを織るには足らないようなので、新たにベースとなる糸を作る予定です。
頑張ります! 楽しみにしていてください。