メニュー 閉じる

あ~、じゃまくつさ~!

「じゃまくさい」という言葉を辞書で調べてみると、漢字では「邪魔臭い」と書き、標準語では「面倒くさい」の意味だそうです。つまり、手間がかかること、面倒であること、わずらわしいことで、関西では「じゃあくさい」ともいう」とある。

えッ!?  「じゃまくさい」って、関西弁とは知らなかった。確かに、大阪に暮らす私たちは「じゃ“あ”くさい」ということもある(笑)。


で、本題である――。老眼になりだしたころから、次第に何をするのも「じゃまくさく」なってきた。新聞や本を読むにもメガネが必要になり、スマホの文字の表記も大きくなります。物覚えも悪くなり、忘れ物が増え、何もかもが、じゃまくさい!

ついつい口をついて出るのが「あ~、じゃまくつさ~」のひと言。「ダメ! ダメ!」と思いつつも、一向に「じゃあくさい」が減らない日常だ。

それでも、呑みに行くのだけは全然「じゃまくさくない」のが不思議だ。😅

考えてみれば「じゃまくさい」っていうのは、とても便利な言葉です。

特に、大阪弁で「じゃあくさい」などといえば、ほとんどのことが許されてしまう。多少のモメゴトの対処にも、対人関係でも、頼まれごとにでも—、「じゃあくさいわ!」といえば、長い説明をしなくても、それらから距離がとれる。そのうえ、まるで “サバサバしてる人” であるかのように――。

最近、身の回りでじゃまくさいこと”が多い。歳のせいもあって、本当に面倒に感じてしまう。でも、じゃまくさがっていては、もっともっと歳をとっていく自分のためにもよくないのは分かっている。どんなことにも、前向きに! じゃまくさがらずに! どっしり構えよう!――、そんなことを思う今日この頃である。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です