前回の『古い小屋の解体』の後編です。庭の片隅にあった古い小屋を取り壊そうと “初老の夫婦” が、その柱にロープをかけ、えんやこら!と引っ張ってみたが、なかなか引き倒すことができません 😅 ――というのが前回までの話。
▼ 前回までの状況。老夫婦の力では引き倒すことができず、中途半端な状態となってしまいました。
気を取り直して再チャレンジ! ところが、今度は力尽くにロープを引っ張ったせいで小屋は倒れるどころか、そのままズレて手前の溝に落ち込み、状況はさらに悪化してしまいました――😭 もうにっちもさっちもいかなくなって、ついにジェイソン(妻)の登場! チェーンソーで柱をぶった切っていきます――😱
ようやく引き倒すことができた小屋。次は屋根に上がって、波板を剥がしながら徐々に解体していきます。
屋根が終われば、梁をぶった切ります。またまた “女ジェイソン” の出番! 彼女はチェーンソーが得意です―― 😖
ここまでくれば、解体は一気に進みます。ハンマーやバールを使って壊していきます!
解体後、再利用できそうな大きな古材は、雨のかからない所で保管しておきます。
また、薄い板などは小さく切って風呂の焚き付けにします。
さらに、大きな材とはいえ、虫食いがひどいものなどは、その場で燃やしてしまいます。でも、その灰は肥料として畑で利用するので “SDGs” です!
こうして、ほぼすべてが何かしらに再利用され、すっかりなくなってしまった小屋。何もなくなれば、初めから何もなかったように見える空間。なにか不思議な気持ちにさせられます――。
ケガもなく無事に古い小屋の解体を終えることができました。先ほど薪にした古材で早速! 風呂を沸かし、まずはホコリだらけの体を洗い流すとします。
この冬は、今まで小屋が邪魔で手つかずだった井戸と、そのすぐ後ろにある里山の手入れを始めようと思います。この年齢になると、お腹はつかえるし、膝は痛いし—で、次第に体が思うように動かなくなってきました。なので、今のうちに大きな仕事は済ませておこうと思っています。これからも、この古民家ライフからのレポートを楽しみにしていてください!