いつの日にか自分で育てた蚕から繭(まゆ)を取り、糸にして布を織りたい!という野望に似た夢を抱き、一昨年から大マジメに蚕の餌となる桑を大阪の小さな畑で育てています。しかし、都会では桑を手に入れることもままならず、ときどき園芸店で見かければ必ず買っては、挿し木で増やしてはいますが、正直のところ失敗に連続です。枯れてしまいます――。
昨年の夏前に剪定を兼ねて切った枝をダメモトで土に挿してみたところ、これがなんと!成功したようで、この春には新たな芽を出し始めました。フムフム。何となくコツが分かったゾ!
今年は、三重県(伊賀市)の【ひとつ屋染織農園】に移植し、本格的な栽培にチャレンジする予定です。養蚕農家への夢――、さて、どうなりますやら!? お楽しみに!