’23年2月3日のブログ『ネパール募金』で「ネパールの子供たちへの教育支援をしたいので、ご協力をお願いします!」と書きました。
それから約1年、ひとつ屋にご来店いただいたお客さまをはじめ、受講生さんたちの善意によって、合計8,085円の募金が集まりました。本当にありがとうございます。まずは、心より御礼申し上げます。
▼ ネパール募金を受け付けた、レジ前のガネーシャ貯金箱。
先日、この貴重な募金の合計8,085円のうち、6,283円分でネパールのとある村の小さな小学校(初等学校)の17人の子供たち一人ひとりにノートを2冊、エンピツを2本、そして、消しゴムとエンピツ削りを1つずつ 、わたすことができました。さらに、学校にはバレーボールとサッカーボールを1球ずつ、縄跳び3本、そして双六ゲーム(3セット)を寄贈することができました。
この大役を快く引き受けてくれたのが、ひとつ屋スタッフのビジャ君です。彼は、とても真っすぐな性格と、美しい瞳が印象的な好青年で、この度は自らの結婚のための帰国にもかかわらず、その準備のために多忙を極めるなか、現地で文房具をそろえ、出身の村の学校へ届けてくれました。
▼ 文房具を届けた小学校(初等学校)。ビジャ君が生まれ育った村の学校なのですが、彼が子供のころは当校がまだなかったので、彼の出身校ではないそうです。でも、自らの村の学校です。子供好きの彼にはひとしおの思い入れがあるようです。
▼ 文房具などを届けたビジャ君(黒い服の男性)。お礼に黄色いネッカチーフを巻いてもらったそうです(笑)。
▼ 先生の合図で整列した子供たち。その一人ひとりに文房具を手渡しました。
▼ そして最後は、みんなで記念写真を撮りました。
ビジャ君! 本当にいい仕事をしてきてくてました!!! 感謝の気持ちでいっぱいです!!!
以前のブログにも書きましたが、ビジャ君のように途上国の若者たちが海外へ出稼ぎしなくてもよいようにするためには“母国での仕事”が必要です。よい人材を育成し、日本をはじめとする先進国に送るためではなく、母国にとどまり、将来にわたって私たちと共に働ける環境のための資金を引き続き募っています。
ぜひ!今後ともご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。
※ 今回使わせていただいた6,283円の残り1,802円(8,085円-6,283円=1,802円)は、ガネーシャ貯金箱に戻しておきます。ひとつ屋のための資金にするつもりはございません。
【追記】
この募金を始めたときのブログの末文に「集まった募金でビジャ君の生まれ育った村の小学校に文房具を届けたい。まずは、それが目標である」と書きました。それが、一年足らずの短い時間で実現できたことを本当に感謝し、心から嬉しく思っております。
また、子育てを終えた私には、この子供たちの素朴でヤンチャな表情が愛おしくて、なぜか涙腺が緩んでしまいます。もう歳ですねぇ~!
今後、もちろん! 外国のことばかりではありません。日本の子供たちにも目を向けながら、この活動を地道に続けていこうと思っています。草木染とともに、そうしたことも第二の人生を歩み出した自分のライフワークの一つだと考えています。これからも、何卒よろしくお願い申し上げます。
あ〜!本当に子供達の笑顔が素敵ですね。
確かに涙腺緩む〜
MIKKSさん、コメントありがとうございます。
いや~、ほんまに涙が出ますよ。
足元をよく見ると、きっと暖かくもない季節なのに、素足の子もいます。でも、それなので涙が出るんじゃなくて、なんとも子供らしい雰囲気に涙が出ます。
歳をとりましたぁ~!