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田舎暮らしで感じること

12月に入って寒い日が続き、ようやく桑の葉も色づき、落葉し始めました。今日は天気が良いので、すべての葉を落とし冬の剪定をしてから春に備えます。

剪定した枝で紙を作ろうと思っています。といっても、桑でも紙(和紙)が作れるらしいということだけで、何の知識も経験もないので、YouTubeやネットで参考になる情報を集めてから作業しようと思っています。まずは試作で、後日その結果を報告します。

残っていた桑の葉も、すべて集めて堆肥にします。小枝は燃して灰にし、畑の肥料にします。

すべての作業を終えて、桑畑もきれいになりました。いよいよ来年は本格的に養蚕を開始します!

こうして田舎暮らしをしていいると“有機物(動植物体を構成している物質)=エネルギー”ということを強く感じます。田畑での作物を食べて私たちの体のエネルギーにするのはもちろんのこと、放棄竹林の竹や雑木林の柴は風呂やカマドの燃料になり、その灰は肥料になって土に返ります。有機物がカタチを変えながら、次なるものを育てるエネルギーになっています。あまり信心深いほうではありませんが、このサイクルに仏教でいう“輪廻”みたいなものを感じることがあります。
そして、最近は歳を得て自分もそのサイクルの一部だと思わされます――。

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