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  • 藍の種(タデアイのタネ) 10g ◆ 草木染(材料)天然・草木染植物染料

    藍の種(タデアイのタネ) 10g ◆ 草木染(材料)天然・草木染植物染料

    藍染に用いられる植物は、インド藍や琉球藍、大青(たいせい)など、世界各地にあります。そのなかでも、日本では古くから「蓼藍(たであい)」が使われてきました。蓼藍はタデ科イヌタデ属の一年生植物で、古くから中国の東部から朝鮮半島、さらには日本の本州や四国・九州で栽培されてきました。今も徳島県の阿波藍(あわあい)が有名です。

    その栽培は比較的簡単で、種(タネ)から育てる場合には水はけのよい土に種をまき、5月の連休ごろに肥沃な土壌に定植するとよいでしょう。植木鉢やプランターでも同様に栽培できます。定植後は土が乾いたらたっぷりと水を与え、月に1度くらいのペースで固形肥料を施します。

    収穫するのは7月の上旬で、地表から10cmくらいのところを茎ごとハサミやカマで刈り取ります。その後、再び伸びたものを9月の中旬ごろに収穫することができます。

    収獲した茎葉のうち、染料となるのは葉で 「生葉染め」「乾燥藍葉染め」さらには「沈殿藍(泥藍)」にして藍染めを楽しむことができます。ぜひ!チャレンジしてみてください。

    ※ 草木染用植物染料は、ひとつ屋の実店舗のほか、Amazon楽天Yahoo!creema などでも販売しています。
    ↑ 上記のショッピングサイトをタッチいただければ、商品ページをご覧いただけます。


    タデアイ(蓼藍)について

    ・分類/タデ科イヌタデ属(一年生植物)
    ・原産地/中国南部から東南アジア地域
    ・開花期/8月~10月ごろ。花の色は赤(紫)または白
    ※ 栽培面積の目安は、種 10g で約1坪約3.3m2(平米)です。
    ※ この種は、ひとつ屋染料農園で無農薬・有機肥料で栽培した藍から収穫したものですが、発芽率などを保障するものではありません。なお、今春には播種してください。


    参考ページ

    ◆ 藍の育て方(タデアイ)暖地編

    ◆ 家庭でできる『乾燥藍葉染め』藍染め

    ◆ 沈殿藍(泥藍/藍錠)の作り方


    ▼ 藍(タデアイ)の種

    ▼ ひとつ屋染織農園で栽培している藍

  • 栽培絵日記/24年12月2日(月)晴【亜麻、紅花、和綿・洋綿、藍】

    栽培絵日記/24年12月2日(月)晴【亜麻、紅花、和綿・洋綿、藍】

    この『栽培絵日記』のコーナーでは、栽培絵日記の【ひとつ屋染織農園】での栽培記録を絵日記風に写真と短いコメントで紹介しています。


    ひとつ屋の染織農園に紅花と亜麻のタネをまいたのは春まだ浅い3月の18日。どちらも寒冷を好むので、どんな植物に先駆けて栽培を始めました。ところが、まだ暑いとはいえない5月の中旬になると、どちらも勢いを失い、アッという間に枯れてしまいました。
    やはり、三重県では寒冷地の植物を栽培するのは難しいのかな—と考えていたとき、ひらめいた💡のが “秋まき” での栽培です。元来、紅花は “春まき” と “秋まき” がありますが、亜麻については詳しいことが分かりません。
    それならパイオニアになることにします!😅
    そこでリベンジとばかりに、10月の中旬に再び亜麻と紅花のタネをまきました。

    今回は、現状の報告です。


    ▼ 亜麻畑です。今のところ、順調です。リネン麻を得るのが夢です。


    ▼ 紅花畑です。こちらも順調です。来年は自家製の乱花や紅花餅を使ったワークショップを計画しています。


    そのほか、ひとつ屋染織農園の現状です


    ▼ 和綿畑。まだ結構な量の実がついています。しかし、今年は不作でした。


    ▼ 緑綿の畑です。緑綿は収穫を終了しました。こちらは、とても良質な綿が収穫できました。


    ▼ 藍の畑もタネを採取したので終了です。

  • キクカ(菊花) 50g ◆ 草木染(材料)天然・草木染植物染料

    キクカ(菊花) 50g ◆ 草木染(材料)天然・草木染植物染料

    春の桜とともに、古くから日本人に愛されてきた菊の花。毎年、秋になると全国各地で愛好家たちが丹精込めて育てた菊を展示する「菊花展」が開催されています。さらに、観賞するだけでなく、お茶に用いられたり、めまい、眼の疲れ、解毒、消炎などの生薬とされたりもしてきました。
    このように、お茶や生薬にされるのは、東アジアを原産地とするキク科キク属の多年草である「シマカンギク(島寒菊)」で、日本でも近畿地方以西から九州の日当たりのよい山麓で見られます。ちなみに、この菊が観賞用のキクの原種のひとつだと考えられているそうです。
    また、掲載の色見本のとおり、菊花を煮出して染めてみると、優しくも華やかな色を得ることができます。古くから日本人に愛されてきた菊の花。その花だけを用いた菊花染め—、ぜひ! 贅沢な色を楽しんでください!

    ※50グラムでTシャツ1枚、または大き目のストール1本を染めることができます(素材や染め方よって濃度や色味が異なります)。

    ※ 草木染用植物染料は、ひとつ屋の実店舗のほか、Amazon楽天Yahoo!creema などでも販売しています。


    ▼ キクカ(菊花)
    キクカ(菊花) 50g ◆ 草木染(材料)天然・草木染植物染料


    キクカ(菊花) での染め方


    (1)キクカ(菊花) をステンレスかホーローの鍋に入れ、水を加えて中火で約40分ほど焚いて染料を作ります。

    (2)布やザルでキクカ(菊花) を濾し取った染料に布や糸を浸して弱火で40分ほど焚いて染めます。色むらにならないよう、時より攪拌してください。染色後、染料を捨てないください。

    (3)染め上がった布や糸は、ぬるま湯で軽くすすいで好みの媒染剤に40分ほど浸して発色・色止めをします。

    (4)布や糸をぬるま湯ですすいで、②で取りおいてきた染料に戻します。

    (5) 好みの色(濃度)になれば、染料から引き上げ、ぬるま湯でよくすすぎ、風通しのよい日かげで乾燥すれば完成です。色見本は下記をご覧ください。


    ▼ 各媒染(アルミ、鉄、銅、チタン)による各繊維(コットン、シルク、ウール)の色見本。
    キクカ(菊花) 50g ◆ 草木染(材料)天然・草木染植物染料


    草木染染料販売


    ◆ ひとつ屋の植物染料について
    この「キクカ(菊花)」は、もともと生薬として販売されているものではありますが、あくまで染料でございます。染料以外での使用の場合は自己責任でお願い申し上げます。

  • クワ(桑葉) 50g ◆ 草木染(材料)天然・草木染植物染料

    クワ(桑葉) 50g ◆ 草木染(材料)天然・草木染植物染料

    桑(クワ)はクワ科クワ属の植物で、北半球の暖帯から温帯地域にかけて10数種が存在します。元来、ユーラシア大陸の東北部から朝鮮半島にかけての地域が原産とされ、かなり古い時代に日本に渡来したと考えられています。かつては全国各地で栽培されていました。

    桑の葉が養蚕に用いられる(蚕のエサとなる)ことはよく知られていますが、乾燥させて生薬や茶としても利用されます。また樹皮は紙や糸の材料となり、木材も指物などの工芸品に重用されました。そして掲載の色見本のとおり、その葉を煮出して染めれば、とても華やかな色を得ることができます。古くから人々の身近にあった桑。ぜひ! 美しく染めてみてください。

    ※50gでTシャツ1枚、または大き目のストール1本を染めることができます(素材や染め方よって濃度や色味が異なります)。

    ※ 草木染用植物染料は、ひとつ屋の実店舗のほか、Amazon楽天Yahoo!creema などでも販売しています。


    ▼ クワ(桑葉)
    クワ(桑葉) 50g ◆ 草木染(材料)天然・草木染植物染料


    クワ(桑葉) での染め方


    ① クワ(桑葉) をステンレスかホーローの鍋に入れ、水を加えて中火で約40分ほど焚いて染料を作ります。

    クワ(桑葉) 50g ◆ 草木染(材料)天然・草木染植物染料
    ② 布やザルで桑葉を濾し取った染料に布や糸を浸して弱火で40分ほど焚いて染めます。色むらにならないよう、時より攪拌してください。染色後、染料を捨てないください。

    クワ(桑葉) 50g ◆ 草木染(材料)天然・草木染植物染料

    ③ 染め上がった布や糸は、ぬるま湯で軽くすすいで好みの媒染剤に40分ほど浸して発色・色止めをします。

    クワ(桑葉) 50g ◆ 草木染(材料)天然・草木染植物染料
    ④ 布や糸をぬるま湯ですすいで、②で取りおいてきた染料に戻します。
    ⑤ 好みの色(濃度)になれば、染料から引き上げ、ぬるま湯でよくすすぎ、風通しのよい日かげで乾燥すれば完成です。色見本は下記をご覧ください。


    ▼ 各媒染(アルミ、鉄、銅、チタン)による各繊維(コットン、シルク、ウール)の色見本。
    クワ(桑葉) 50g ◆ 草木染(材料)天然・草木染植物染料


    草木染染料販売


    ◆ ひとつ屋の植物染料について
    この「クワ(桑葉) 」は【ひとつ屋 染織農園】で完全で無農薬・有機肥料で栽培したものではありますが、あくまで染料でございます。染料以外での使用の場合は自己責任でお願い申し上げます。


    ひとつ屋シルク


    ひとつ屋では、桑の栽培から養蚕、さらに製糸、染織—と、一貫した工程で【ひとつ屋 シルク】の製品づくりを行っています。この桑は養蚕のために栽培したもので、一切の農薬を使用していません。

    ▼ ひとつ屋の桑畑
    クワ(桑葉) 50g ◆ 草木染(材料)天然・草木染植物染料

    ▼ 養蚕の風景
    クワ(桑葉) 50g ◆ 草木染(材料)天然・草木染植物染料

  • 放棄耕作地を畑に戻す vol.1

    放棄耕作地を畑に戻す vol.1

    数年前のブログ『放棄耕作地の再生と工芸作物の栽培(1)』でも書きましたが、現在の日本で「農業」といえば、 “食べるもの” を栽培することを意味します。しかし、かつては食料以外にも多くの農作物(工芸作物)がありました。 例えば、染織にかかわる農産物だけでも、「藍」や「紅花」、「綿」や「麻」、そして「養蚕」もその一つに数えられていました。このほかにも、畳のための「イグサ」や漆工品の「漆(うるし)」も、そうした農産物でした。ところが今は、 その多くが趣味や保護対象物として栽培されている程度で “産業” としては失われてしまいました。

    食品のための農業ですら高齢化や後継者不足のために「耕作放棄地」や「荒廃農地」が増え、全国的にも大きな問題になっています。しかし、最近になって無農薬、有機肥料、さらには自然農法などの意識の高まりにつれ、若い人たちの“就農”を耳にするようになりました。特に、生産者と消費者を直接つなぐことのできるネット販売システムの充実により、その動きが加速したような気がします。そして、この動きをさらにスピードアップさせたのが、くしくも新型コロナウイルスのパンデミックでした。在宅勤務、オンライン会議などができるようになり、都市に住む必要がなくなったことで、これまでにはなかった働き方が “新しいタイプの兼業農家” を生むことになったのです。

    ところが、やはり注目されるのは “食べるための農業” です。先にも記しましたが、その背景には “生産者と消費者が直接つながれるシステム” が存在するからでしょう。これが工芸作物の場合、農家から生産者に届くまでには、たくさんの中間業者を必要とします。例えば、綿をとっても、綿を栽培する人、糸にする人、染める人、織る人、さらには衣服などの製品に縫製する人など、さまざまな工程が必要となります。農家の立場から “縫製する人” までをつないでいくのは難しいだろうし、逆に“縫製する人” が農家までをたどるのも至難の業です。

    でも、染織と縫製を学んだ人が、たまたま農業に興味があったとします。そのうえ、その人の目の前には畑も道具も、作業場もそろっているとしたら、それをやってみたい!と思うのは当然ではないでしょうか!? 今、私の目の前に、そのすべてがあります! そして、新たな土地があります!

    2023年秋、背丈以上に伸びた笹竹に覆われた、かつての耕作地(あえて「放棄耕作地」と表現しません。末文をご覧ください)を貸していただくことになりました。自分にとって、 “食べるための農業” ではなく、“作るための農業” は、残りの人生をかけてよいといっても過言ではないテーマ、いや命題です。以前の放棄耕作地の再耕(『放棄耕作地の再生と工芸作物の栽培』)以上に大変そうな圃場ですが、老体に鞭打って頑張ってみるとしました。

    『放棄耕作地を畑に戻す vol.2』へ続く—。

    ▼ 背丈以上に伸びた笹竹に覆われた、かつての耕作地
     

    追記【あえて「放棄耕作地」とせず、「かつての耕作地」と表現した理由】
    「放棄耕作地」といってしまえば “自らの意図で畑を捨てた” というニュアンスを感じたからです。ここに移住して、たくさんの人々と接するうちに “やめることも選択肢の一つとして畑を捨てた” のではなく、“先祖伝来の田畑を自分の時代で続けることができなくなった無念さ” を感じ、“放棄” という言葉に違和感を覚えるようになりました。今後も、便宜上は「放棄耕作地”」という言葉を用いますが、そういう思いもあることを報告させていただきます。