タグ: 養蚕

  • “あこがれのシルク”を目指して

    “あこがれのシルク”を目指して

    かつては世界一の生糸生産国であった日本。1950年代には世界の生産量の約60%を占めていましたが、今では国内消費の99.8%が海外からの輸入品となり、それ以前の絹(養蚕)文化も失われてしまいました。ひとつ屋では、古い時代の素朴な絹製品に憧れて、小規模ながらも養蚕に取り組もうと、数年前からコツコツと準備を重ねてきました。
    そして、いよいよ今日から本格的に養蚕を始めます! といっても、飼育担当は“虫好きの妻”ですが—(笑)。
    きっと、想定していなかったいろんな問題が起こるでしょう。心が折れそうになることもあるかと思います。そんなとき、いつも自分に言い聞かせているのが“ローマは一日にして成らず”と“だんだんよくなる法華の太鼓”の言葉。必ず!いつかはうまくいくはずです。さぁ! 私たちは“あこがれのシルク”を目指して頑張ります。
    ※ ひとつ屋の養蚕に関する記事は「ひとつ屋の取り組み」をご覧ください。
    ※ 写真は以前に試験的に飼育した蚕と、それで得た繭です。

    “あこがれのシルク”を目指して


    Japan was once the world’s number one producer of raw silk. Japan accounted for approximately 60% of the world’s production in the 1950s, but today Japan relies on imports from overseas for 99.8% of that production. With the decline of the silk industry, the pre-modern sericulture culture was also lost. We have been longing for the simple silk products of an older era, and have been preparing for several years to start sericulture, albeit on a small scale.
    And from today, we will start sericulture in earnest! However, the person in charge of breeding them is my wife who loves insects—(lol).
    I’m sure we will encounter many problems that we never imagined. And I think there may be times when you feel like your heart is about to break. At times like these, I always remind myself of the proverb, “Rome wasn’t built in a day.” Someday we should be fine. We will do our best to become the “coveted silk.”
    ※ I am sorry that my English is so bad.
    ※The photo is of silkworms and cocoons that were previously reared on an experimental basis.


    日本曾經是世界上最大的生絲生產國。 1950年代,日本產量約佔世界產量的60%,但如今日本99.8%依賴海外進口。 隨著絲綢業的衰落,前近代蠶桑文化也隨之失傳。 我們嚮往古老時代的簡單絲綢產品,並為開始養蠶準備了幾年,儘管規模很小。
    從今天開始,我們正式開始養蠶了! 儘管如此,負責飼養的人卻是一位“愛虫子的妻子”——(笑)。
    當然,未來我們會遇到各種意想不到的問題。 我想我的心快要碎了。 每當這樣的時候,我總是告訴自己“羅馬不是一天建成的”這句諺語。 總有一天我們會好起來的。 我們將竭盡全力,以“嚮往的絲綢”為目標。
    *對不起,我的台灣語不好。
    *照片是之前實驗飼養的蠶和繭。

  • 自作で養蚕場(3)

    自作で養蚕場(3)

    以前のブログ『自作で養蚕場(2)』の続きです。

    草木染工房 ひとつ屋では今年(令和5年/’23年)から小規模ながら本格的に養蚕をスタートさせるために蚕を育てるスペース(養蚕場)をDIYで作っています。前回までに、蚕を育てるためのスペースの間仕切りと作業部屋を作りました。

    ひとつ屋では蚕を浅ザル(干しザル)のようなものに入れ、棚に置いて育てる「棚飼い」をする予定なので、今回はザルを置くための棚と作業台を作りました。ちなみに、“蚕は風が育てる”というほど、養蚕には通気性が必要です。蚕をザルのようなもので育てるのもそのためです。


    ▼ まず、蚕を育てるための棚を作ります。ところが、設計図はなし、材料もなしで作り始めてしまったので、思った以上に時間がかかってしまいそうです。

    自作で養蚕場(3)

    ▼ 何とか材料(廃材)を集めて作業を進めます。60cm四方の浅ザル12枚を置く予定で棚を作ります。

    自作で養蚕場(3)

    ▼ 通気性をよくするために棚板が使えないので、すべてを棒状の角材で組まなければなりません。ところが、面がないので耐久性がなく、各段に筋交いのような補強を行う必要があります。この取り付けに時間がかかってしまいました――。

    自作で養蚕場(3)

    ▼ 丸一日かかって、ようやく完成! ザルが引き出せるよう棚には段差がありません。これにも時間がかかってしまいました。

    自作で養蚕場(3)

    ▼ さらに、廃材を集めて蚕の世話をするための作業台も作りました。

    自作で養蚕場(3)

    ▼ 養蚕棚と作業台――。いい感じに完成しましたよ!

    自作で養蚕場(3)


    自作での養蚕場づくりも、いよいよ終盤です! 次は、この作業場に流し台を設置するための水道工事です。さらに、作業部屋の塗装などをすれば完成です!

    追記/ひとつ屋で養蚕を担当するのは“妻”の予定です。この棚と作業台は、8月が誕生月だった彼女への“手作りプレゼント”でした😁ちなみに、とても喜んでくれたので、作り甲斐がありました😅

  • ひとつ屋の桑園(’21初夏編)

    ひとつ屋の桑園(’21初夏編)

    いつの日か自家製の繭から糸を作り、草木で染めて、布を織ることを夢見ています。大胆にも! そのための養蚕の準備を始めました。まずは蚕の餌となる桑を【ひとつ屋染織農園】に植えたのが早春のころ。この地に根付くのか? 栽培方法は? と、不安ばかりのスタートでしたが、春の日差しとともに芽吹き、鶯が鳴くころには新緑を輝かせてくれています。今後が楽しみです!

    ひとつ屋の桑園(’21初夏編)

    ひとつ屋の桑園(’21初夏編)

    ▼ 早春
    ひとつ屋の桑園(’21初夏編)

    ▼ 植えたばかりのころ。
    ひとつ屋の桑園(’21初夏編)

  • ひとつ屋の桑園がスタートしました!

    ひとつ屋の桑園がスタートしました!

    三重県の伊賀市に工房を構えた理由の一つに、ここで“伝統的な養蚕と製糸”にチャレンジしたかったからです。大規模にするのは無理でも、自分たちの製品に使う絹糸くらいはできるんじゃないかと夢見ています。

    コロナのせいで予定より一年遅れの作業となりましたが、先日から畑に桑の木を【ひとつ屋染織農園】の一角に植えはじめました。将来は、できた繭を使った座繰りや糸づくりなどのワークショップも計画しています。

    ▼ まずは養蚕用の桑(一之瀬)をメインに、ジャム用の桑(マルベリー)を加えて、約60本の桑を植えました。
    ひとつ屋の桑園がスタートしました!


    余談


    同じ日、裏の畑の隅に、ワサビとミョウガも植えました。これで 🍺 をやるのが楽しみです! あッ! 枝豆も植えよっと!

    ひとつ屋の桑園がスタートしました!

  • 桜染めのストール

    桜染めのストール

    今回は「桜染めのストール」という短いタイトルですが、本当は「自分で育てた蚕の繭を自分で紡いで糸にし、自分で桜で染めて自分で織ったストール」としたいほど、時間と手間がかかったストールができました!

    蚕を育てて糸になるまでは、先日のブログ『蚕から糸へ。』をご覧ください。今日は、糸から完成までを紹介します。

    ▼ 前回までに作った糸です。繭を煮て真綿にし、紡毛機を使って紡いで単糸、そして双糸にしたものです。正直、独学です。というより “我流” です――。

    ▼ まずは桜で2種類の色に染めました。これで綾織を想定しているのですが、同系色でも違った色の糸にしたほうが立体感を感じられるのが理由です。

    桜染めのシルクストール

    ▼ この糸を想定どおり、綾織にします。あまり具体的な柄にせず、立体感を感じさせてくれる模様を選びました。色の濃いほうの糸を経糸に、薄いいほうを横糸にして織り始めました。

    桜染めのシルクストール

    ▼ ついに織り上がりました! フリンジを作って水通しをしています。あくまで我流なので、この作業が必要なのかは不明ですが、これをすることによって織目が整う気がするので、ひとつ屋では必ず水通しの作業をします。

    桜染めのシルクストール

    ▼ 次は形を整えながら乾燥し、仕上げにアイロンをかけて完成です! 蚕を育てるところからすれば、完成までに3年を要しました。われながら「よくやるなぁ~」と思います(笑)。完成品をご覧ください!

    桜染めのシルクストール

    桜染めのシルクストール

    桜染めのシルクストール