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あれから10年――。

4年ぶりにいつもの雰囲気での開催となった地元の祭り――。かつて、この辺りが農村だった時代に豊作と雨を願う農民たちの素朴な祈りに、その起源があるそうです(詳しくは『だいがく祭と勝間木綿』をご覧ください)。

祖父も、父も、私も、息子も—、代々と楽しみにしてきた地元の祭り、4年ぶりとなった今年は、それまでとはちょっと違った心持で参詣してきました。

ちょうど10年前に書いたブログ『時の流れは早いもの』には、当時、一緒に行ってくれなくなった息子への思いと、その寂しさを書いていました(涙)。あれから10年、その息子は結婚し、世の中はコロナに震撼し、たかが10年ですが、社会も私の環境も激変しました。さらに10年後、私はどんな気持ちで、この祭りをみていることでしょうか—。かつての農民たちのように、ただただ平穏な暮らしを祈るばかりです。

 

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