メニュー 閉じる

マリーゴールドの収穫

インターネットで「マリーゴールドの育て方」を検索してみると、おおよそ「簡単!」や「初心者向け」、さらには「難易度★」などと、とても容易なことが表示されます。ところが、ひとつ屋では、毎年その栽培に悪戦苦闘――。今年までは成功したことがありませんでした。

どのサイトを見ても「乾燥気味に育てる」とあるのですが、園芸店で購入した苗を乾燥気味にすると、根が生長していないので次第に元気を失います。逆に、たくさんの水をやれば、ヒョロヒョロとした姿になりました。

う~ん🤔 どうすればよいのだろうか—。ヤケになって、ヒョロヒョロの株をそのまま放置していると、数週間後に折れ曲がって地面に付いた茎から根が出ていました。そっか! 思い切って“深植え”すれば、茎のあちこちから根が出て丈夫な株になるのではないか――と、ひらめきました!

早速! 深植えをし、栽培途中にも寄せ土をしました。予想どおり! しっかりとした株には育ちましたが、花が咲かないという新たな問題に直面。「マリーゴールドとは相性が悪んだ」と諦めかけたころから、次々に大きな花を咲かせるようになりました。

これまた「そっか!」で、マリーゴールドといえば“夏の花”と勝手に思い込んでいましたが、間違っていたようです。春に植えた苗では、秋に花の時期を迎えるようです。(三重県)。

こうして試行錯誤の末に、ようやくマリーゴールドとの相性の悪さを克服することができました。今、満開の季節を迎え、収穫、乾燥—と、草木染用の染料づくりを頑張っています。

※ マリーゴールドは、とても美しい色を染める染料です。当サイトには「マリーゴールドの染め方」を掲載しております。ぜひ! チャレンジしてみてください。

染め方を見る


▼ ひとつ屋で栽培しているマリーゴールド。もちろん! 無農薬 & 有機肥料で育てています。
マリーゴールドの収穫

▼  花の季節、ひとつ一つ丁寧に摘みます。
マリーゴールドの収穫

▼ 積んだ花を天日で干して染料にします。花の時期が終われば、茎や葉も染料にします。
マリーゴールドの収穫


ひとつ屋の植物染料について

ひとつ屋で取り扱う植物染料は、もともと生薬として販売されているものをはじめ、私たちが染め物や織り物に用いられる植物ばかりを育てている“染織ファーム”で自家栽培したものです。
それらは可能な限り農薬や化学肥料を使っておりません。そのため、充分に注意はしておりますが、まれに虫などが混入している場合がございます。染料としての品質に問題はございませんので、あらかじめご了承ください。
安全でナチュラルな作品づくりに、ぜひ!お役立てください。

商品詳細を見る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です