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◆草木染め植物(植物染料)販売

草木染めに使われる植物染料の多くが、お茶であったり、生薬(漢方薬)であったりします。そして、それらの多くには何らかの効能があるといわれています。例えば、枇杷(びわ)葉は、お茶であるとともに、利尿や消炎、鎮痛の作用がある生薬としても用いられてきました。同様に、草木染めの植物として有名な茜(あかね)や紫根(しこん)、紅花(べにばな)などにも、生薬としての効能があるといわれています。

ゆえに、古くから「医食同源」と同じように、そうした染料で染めた衣服を着ることで健康を得るという「衣医同源」という考え方があるそうです。薬を「一服」「二服」と数えたり、「服用」や「内服」といったり、「服」の字を用いるのは、そのためだそうです。

ひとつ屋で取り扱う植物染料は、もともと生薬として販売されているものです。また一部の染料は、ひとつ屋染料農園で無農薬・有機肥料で自家栽培したものです。より安心・安全にお使いいただけます。
※ひとつ屋の草木染め植物(植物染料)は、店舗および web shop でお求めください。


インドアカネ(インド茜)

茜(あかね)は草木染めを代表する植物の一つで、実際に“赤い根”をもつので、この名がついたのでしょう。インドアカネ(インド茜)を含め、世界にはセイヨウアカネ(西洋茜)、ニホンアカネ(日本茜)など、温帯から暖帯にかけて50種類以上があるといわれています。特に、このインドアカネは熱帯地方で栽培され、セイヨウアカネやニホンアカネに比べて根が太く、赤い色の発色もよいので、比較的染めやすい植物染料です。

・ 100g / ¥680(税抜)▶ Web shop

インドアカネ

インドアカネ

インドアカネ

インドアカネ


コウボウ(香茅)

コウボウ(香茅)は、草地に生えるイネ科オガルカヤ属の多年生植物で、高さ20~40㎝になり、夏の始めのころには淡褐緑色の穂をつけます。レモングラスと同じ仲間で「香茅」の文字どおり、コウボウにもかすかな香気があります。しかし、それはレモングラスほどは強くなく、これを煮出して染料を作る際には、その優しい香りに包まれます。
日本の伝統色の一つ「苅安色(かりやすいろ)」は、コウボウと同じイネ科の植物で染められており、近い色を染めることができます。ぜひ! そんな色と香りを楽しんでください。

・ 100g / ¥760(税抜)▶ Web shop

カリヤス

コウボウ

コウボウ

コウボウ


コガネバナ(黄金花)/黄芩(オウゴン)

コガネバナ(黄金花)は、ユーラシア大陸の極東から中央部、中国の北部から朝鮮半島にかけて分布するシソ科タツナミソウ属の多年草です。日本にも江戸時代の中期に朝鮮から種子を移入し、小石川養生所(現・東京大学小石川植物園)でも生薬(漢方薬)として栽培されました。その根を乾燥させたものを「黄芩」といい、清熱作用や抗炎症作用があるとされ、さまざまな薬に処方したそうです。また、草木染めの染料としても優れ、堅牢度が良好なのが特徴で、アルミ媒染や鉄媒染で深みのある色を得ることができます。

・ 100g / ¥800(税抜)▶ Web shop

コガネバナ

コガネバナ

コガネバナ

コガネバナ


ゴバイシ(五倍子)/フシ(付子)

五倍子は「ヌルデ(ウルシ科ヌルデ属の落葉高木)」にアブラムシが寄生することによってできる虫癭(ちゅうえい)。ここに豊富なタンニンが含まれており、古くから染料として用いられたり、革をなめすときに使われたりしてきました。特に、草木染では日本の伝統色でもある「空五倍子色(うつぶしいろ)」と呼ばれる褐色がかった淡い灰色を染めることができます。ちなみに、お歯黒を染めるにも、この五倍子が使われていました。

・ 100g / ¥900(税抜)▶ Web shop

ゴバイシ

ゴバイシ

五倍子

ゴバイシ


ザクロ(石榴)果皮 

ザクロ(石榴)は庭木などの観賞用のほか、その実を食用として栽培されるミソハギ科ザクロ属の落葉小高木です。古来、ザクロは樹皮、根皮、花、果汁、種子など、その全てが生薬(漢方薬)として利用されてきました。特に、草木染では実の皮である果皮が用いられます。そその方法にもよりますが、おおよそアルミ媒染で黄色、銅媒染でベージュから茶褐色、鉄媒染で濃いグレーから黒色に染まります。

・ 100g / ¥480(税抜)▶ Web shop

ザクロ

ザクロ(石榴)果皮

ザクロ

ザクロ


コウシソウ(紅紫草)

コウシソウ(紅紫草)は生薬名(漢方薬名)で、その文字どおり“紅”や“紫”の色をもつ植物です。紫根と同じムラサキ科の多年草で、その根は昔からさまざまな薬にされ、同様に染料としても利用されてきました。江戸時代には生薬としての効能からか、それらで染めた布を病人の頭に巻いて病の平癒を願う習慣があったそうです。しかし、その染め方は一般的な草木染め以上に手間がかかったらしく、それゆえに、紫は高貴な色とされるようになったそうです。掲載の色サンプルは、アルコール抽出によるものです。

・ 100g / ¥960(税抜)▶ Web shop

シコン

コウシソウ

シコン

コウシソウ


チョウジ(丁子)

チョウジ(丁子)は香辛料として知られる「クローブ」のことで、フトモモ科チョウジノキの蕾(つぼみ)を乾燥させたものです。その原産地はインドネシアのモルッカ群島。今も、その周辺で栽培されています。香辛料に使われるほか、生薬(漢方薬)としても用いられ、胃を温める効果があることから食欲増進などに作用するとされてきました。古来、染色でもこれを煮出して染めることを「香染(こうぞめ)」などと呼んで香りとともに、その効能が得られるとされてきました。

・ 50g / ¥1,400(税抜)▶ Web shop

チョウジ

チョウジ

チョウジ

チョウジ


ビワ(枇杷)葉

ビワ(枇杷)の原産は、中国南西部で日本には古代に移入されたと考えられています。現在では九州から四国に自生し、温暖な地域では果樹として栽培されています。昔から実を果物として食すばかりでなく、葉は枇杷葉(びわよう)、種子は枇杷核(びわかく)と呼ばれ、生薬(漢方薬)としても利用されてきました。さまざまな効能が、江戸時代には民間療薬として親しまれ、庭木としても植えられるようになりました。ビワの葉を煮出した染料で染めると、あの実を想像させてくれる優しい色に染まります。

・ 100g / ¥700(税抜)▶ Web shop

ビワ

ビワ

ビワ

ビワ


ビンロウジュ(檳榔樹)

ビンロウジュ(檳榔樹)は、高さ20メートルにもなるマレーシア原産のヤシ科の常緑高木です。古来アジアの各地に、この種子をキンマ(コショウ科の植物)の葉に包み、少量の石灰と一緒に噛むという“噛みタバコ”に似た嗜好品があります。また、生薬(漢方薬)としては駆虫や胃腸に効能があるとして用いられました。そして、染料としては「檳榔子染(びんろうじぞめ)」呼ばれ、赤みを帯びたアッシュなベージュやグレーが古くから親しまれてきました。

・ 100g / ¥960(税抜)▶ Web shop

ビンロウジュ

ビンロウジュ

ビンロウジュ

ビンロウジュ


ミロバラン

ミロバランはシクンシ科の落葉中高木で、インドからインドシナ半島の熱帯アジアを原産としています。古く日本へも伝えられ、正倉院の『種々薬帳(しゅじゅやくちょう)』にある「呵梨勒(カリロク)」とはミロバランだとされています。『種々薬帳』にもあるようにミロバランは整腸作用や下痢止めの効果がある生薬(漢方薬)とされてきました。タンニンを多く含むミロバランは、アルミ媒染で黄色、鉄媒染でカーキー色に染まり、無媒染のまま上から藍で染めると青磁に似た薄い緑色になります。

・ 100g / ¥560(税抜)▶ Web shop

ミロバラン

ミロバラン

ミロバラン

ミロバラン


レモングラス

レモングラスはコウボウ(香茅)と同じイネ科オガルカヤ属の多年草で、レモンに似た香りは料理や茶、薬として古くから利用されてきました。特に、その成分は人の脳に作用し、疲れたときや気分転換したいときのリフレッシュ効果があるといわれています。染料として用いる場合にも葉を煮出すので、染色を楽しむと同時に香りで癒されることもできます。また色見本のとおり、各種の繊維にしっかり染まります。

・ 100g / ¥460(税抜)▶ Web shop

レモングラス

レモングラス

レモングラス

レモングラス