投稿者: hitotsuya

  • 藍の型染バッグ

    藍の型染バッグ

    藍の型染が美しいバックは、ひとつ屋の受講生さんの作品です。

    一切の薬品(助剤)を使わず、伝統的な方法のみで染めていらっしゃいます。いわば “江戸時代のままの染め方” です。しかも、型彫りはもちろんのこと、バッグに仕立てる縫製作業も、ご自分でされています。さらに、このバックは藍に墨を混ぜて染めているので、実際には何ともいえない深みがあります。

    手間暇をかけた作品は、使えば使うほどに味を増し、すべての工程を丁寧に行っていらっしゃるので、長く使える素晴らしいものになっています。


    ▼ 正面。型染が美しい藍のバッグ

    ▼背面にも、しっかりと柄が入っています。


    This beautiful indigo stencil-dyed bag is the work of a student at Hitotsuya.

    It is dyed using only traditional methods, without using any chemicals (auxiliaries). In other words, it is a “dyeing method from before the advent of chemical dyes.” Moreover, the students not only dye the bag, but also sew it up themselves. Furthermore, the bag dyed with a mixture of indigo and ink has an indescribable depth to it.

    These laboriously crafted pieces become more beautiful the more they are used, and because each step is carried out carefully, they are wonderful pieces that can be used for a long time.

  • 桂花陳酒を作る

    桂花陳酒を作る

    桂花陳酒が作りたくて、数年前に庭の片隅に金木犀(キンモクセイ)を植えました。今年ようやくたくさんの花を咲かせてくれました。そこで早速!桂花陳酒を作ります!


    ▼ 金木犀。あたりに甘い香りが漂います。

    ▼ 摘み取った金木犀の花。

    ▼ ホワイトリカーと氷砂糖で漬け込みます。

    呑めるようになるのは来年の1月下旬です。また報告します!

  • スーパー ムーン

    スーパー ムーン

    昨夜は「スーパー ムーン」でした。といえば、何となく風情がありませんね。「十五夜」や「芋名月」といったほうが趣を感じます。

    スーパー ムーン

    古くから自然の美しいさまを「花鳥風月」に例えるほど、日本人は“月を美しいもの”として詩に詠んだり、さまざまな工芸品や書画の題材としてきました。学生のころに聞いた話ですが、日本人が月を美しいと感じるのとは反対に、欧米で月夜といえば、ドラキュラや狼男、ゾンビが現れる“不吉な夜”と感じていたそうです。

    どちらも、月の引力が人に及ぼす影響があったのかもしれません。


    そんな月を眺めるには、なんといっても “中秋の名月” です。今年(2024)は9月17日だったのですが、昨今の猛暑のせいで、そのころにはまだススキも穂を出していません。本来の中秋から約1カ月後、ようやく我が家では秋の夜長を楽しんでいます。

    スーパー ムーン

    ちなみに「芋名月」というのは、秋のこのころに里芋が収穫できるかららしく、今も所によっては団子の代わりに里芋を供える風習があるとか—。今年は【ひとつ屋染織農園】の片隅で里芋を栽培しています。そろそろの収穫が楽しみです。

  • 栽培絵日記/24年10月17日(木)晴【ネギ、ニンニク、タマネギを植える】

    栽培絵日記/24年10月17日(木)晴【ネギ、ニンニク、タマネギを植える】

    この『栽培絵日記』のコーナーでは、栽培絵日記の【ひとつ屋染織農園】での栽培記録を絵日記風に写真と短いコメントで紹介しています。


    その名のとおり【ひとつ屋染織農園】では、染織にかかわる植物ばかりを栽培しています。今年(2024)は和綿や藍をはじめ、紅花や亜麻、さらには洋綿の「緑綿」の栽培にもチャレンジしています。圃場の9割は、そうした植物なのですが、一部では我が家で消費する野菜も育てています。キュウリやナス、トマトやジャガイモ—、今年は里芋や生姜の栽培もしています。

    今日は “お鍋の季節” に備え、数種類のネギを植えました。成長が楽しみです!


    ▼ もともと古い小屋があった場所(『古い小屋の解体(前編)』)を自宅用の野菜を植える畑にしています。

    ▼ まずは、小さな耕運機を使って、しっかりと耕します。

    ▼ その後に、数種類のネギとニンニクを植えました。


    ▼ さらに、昨年 大成功したタマネギも、今年は増産の予定です。


    とはいえ、昨年は冬の獣害に悩まされ、せっかく植えたものが壊滅したこともありました。もう少し食物自給率を上げたいのですが、なかなか思うようにはいきません。さて、今年はどうなりますでしょうか—。

  • 栽培絵日記/24年10月14日(月)晴【紅花と亜麻のタネまき】

    栽培絵日記/24年10月14日(月)晴【紅花と亜麻のタネまき】

    この『栽培絵日記』のコーナーでは、栽培絵日記の【ひとつ屋染織農園】での栽培記録を絵日記風に写真と短いコメントで紹介しています。


    今年、春まだ浅い3月18日に紅花と亜麻のタネを播いたことを『紅花と亜麻のタネをまく』と題したブログで紹介しましたが、どちらも涼しい気候を好む植物らしく、夏の到来とともに元気を失い、そのうちに枯れてしまいました。

    その後、この二つの植物を秋まきで栽培してみようと思い10月2日のブログ『紅花と亜麻での試み』で、その準備を始めたことを書きました。しかし、それからも伊賀(三重県)は30℃を超える真夏日が続いたので、タネまきはもう少し遅らせることにしました。

    最近になって、ようやく涼しさを実感できるようになったので、今日、そのタネをまくことにしました。


    ▼ 紅花のタネをまいた畑です。

    ▼ 亜麻のタネをまいた畑です。


    今日という日


    ▼ 今朝は、すこぶる快晴で、まさに野良仕事日和です!

    ▼ 雲一つない空を鳥が悠然と飛んでいます。

    ▼ タネを採取するための藍畑。花が満開です。

    ▼ 縁側では収穫したばかり綿を干しています。


    ようやく酷暑が過ぎ、秋の気配が漂い始めた【ひとつ屋染織農園】です。 今朝は、すこぶる快晴で鳶が悠然と飛んでいます。そして、今日は繊維をとるための亜麻と染料となる紅花のタネをまきました。藍の花が咲き、縁側では積んできたばかりの綿の実を干しています。とても穏やかな秋の一日です。