桑畑(桑園)
いつの日にか自分で育てた蚕から繭(まゆ)を取り、糸にして布を織りたい!という“無謀な夢”を抱き、蚕の餌となる桑を大マジメに植えたのは2020年3月1日のことでした。当時のブログ『ひとつ屋の桑園がスタートしました!』をご覧ください。。
▼ 2020年3月。60本ほどの桑を定植した【ひとつ屋染織農園】。
それから1年半。順調に生長していました(ひとつ屋の桑園(’21初夏編))
ところが、今年の夏ごろから、どうも調子が悪い――。何者かに新芽が食べられているッ! 最初は「虫?」かと思ったのですが、よく見ると足跡が—。なにかの動物の—。よくよく調べてみると、どうやら鹿です。動物による被害はあるだろうと覚悟はしていましたが、実際にやられると、やはりショックです。そこで、早速!防獣ネットを張ることにしました。
とりあえずの簡易的な応急処置で様子をみて、被害が続くようなら、別の方法を考えようと思っています。次の春には桑畑の面積を倍にする予定なので、そちらの害獣対策も考えておく必要がありそうです!
養蚕所
まずは試験的に始めた桑畑(桑園)作りでしたが、害獣の被害にあいながらも、このまま何とか拡充できそうなので、次に手掛け始めたのが「養蚕所」を作ることでした(「養蚕所」とは蚕を育てる所です)。
▼ 引っ越してきて以来、手つかずのままだった倉庫の奥。
▼ まずは、ここを片付けて—。
▼ 養蚕所(室)を作ります。
久しぶりの大がかりな工事。しかも! 廃材利用DIY—😮 さすがに、これは完成までに時間がかかりそうです😱
染織工房
そして! 桑畑や養蚕所でできた絹糸を製品にするための場所が、「染織工房」です! これも今まで手つかずのままだった離れ屋を利用します。改装の予定はなく、このまま大掃除をしてから備品をそろえて工房とします。
これらが、ひとつ屋の “絹のための施設” です! 齢五十を過ぎて、冒頭に書いたとおりの “無謀な夢” を抱いて養蚕と染織工房の準備を始めて3年になります。その間にはコロナの感染拡大があり、中断を余儀なくされたこともありましたが、それでもコツコツと続けてきたおかげで、来春には小規模ながら【ひとつ屋シルク】の生産が始められそうです。この歳になって、夢が持てることを幸せに思います。
すごい!私も養蚕暦8年、でも何も進展はなし。
宇治たつおさん、こんにちは! コメントありがとうございます。
私たちも、ようやくここまでです—。また蚕を飼えていませんので、不安だらけです。
いろいろ教えてください。
すごいの一言です。いつか、行きたいです。姫路で一人、養蚕に取り組んでいます。原田雅代先生に指導を受ける予定です。応援しています。一教員 宇治
ありがとうございます。ぜひ!いらしてください。
いつの間にか、お会いできるのを楽しみにしております。