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放棄耕作地の再生と工芸作物の栽培(6)和綿の収穫

2016年の春から、ひとつ屋では草木染にかかわる植物ばかりを栽培する「ひとつ屋染料農園」を運営しています。そして2022年度からは、三重県伊賀市で放棄耕作地を再生して和綿や染料植物の栽培を本格的に始めています。今回は、2022年8月15日現在の状況を報告します。


▼ 2022年5月、放棄耕作地を耕し、試験的に和綿(三河木綿)と藍(タデアイ)の栽培を始めました。放棄耕作地の再生と工芸作物の栽培

▼ 2022年8月、充分に育った和綿と藍。

▼ 8月の中旬になると綿の実が吹き(弾け)、いよいよ収穫が始まります。


綿の栽培を始めてから10年近くになります。これまでは家庭菜園の一角を借りて栽培していましたが、放棄耕作地を再生した今年は、例年より広い面積での栽培なので、今までとは勝手が違います。これまでの経験をフルに生かしての栽培――。特に、頻繁に圃場に行けないという状況での栽培なので、摘心や施肥、害虫対策などに苦心しています。とりあえず、これまでのところ大きな問題はなく、順調に生長してるようです。これから本格的な収穫が始まりますが、台風や豪雨がないことを祈るばかりです。


過去の内容

①  放棄耕作地の再生と工芸作物の栽培

②  放棄耕作地の再生と工芸作物の栽培

③ 放棄耕作地の再生と工芸作物の栽培

④ 放棄耕作地の再生と工芸作物の栽培

⑤ 放棄耕作地の再生と工芸作物の栽培(5)蚕の試験的な飼育


 

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